クロスABC分析【spp】

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クロスABC分析の概要

ABC分析はたいへん分かりやすい分析手法ですが、「1つの視点」から行う分析では、次のような問題が生ずる場合があります。

  • 販売数量を基準にABC分析を行ったケースで、非常に売れてると思った商品が価格を下げたために販売数量が上昇したもので、実際は利益がほとんど出ていなかった。このような商品は、「売上」や「利益」への貢献度も併せて評価するべきである。
  • 「売上」では上位に位置するが、「利益」ではあまり貢献していない商品をどう見分けるべきか。
図1 クロスABC
販売数量
ランク
売上金額 商品a
商品b
・・・・
商品c
商品d
・・・・
商品e
商品f
・・・・
商品g
商品h
・・・・
商品i
商品j
・・・・
商品k
商品l
・・・・
商品m
商品n
・・・・
商品o
商品p
・・・・
商品q
商品r
・・・・

このような問題を解決して、より分かりやすい分析環境を実現したのがクロスABC分析です。

クロスABC分析は図1のように「2つの視点からABCのランク付けを行い」、2つのランクの該当する欄に商品を分類して分析する手法です。これによって商品の販売状況がより鮮明になり、売れ筋・衰退の判断がしやすくなります。ランク付け基準には、売上金額や粗利金額、販売数量、および最終販売日などが考えられます。



分析技「クロスランキング」におけるクロスABC分析活用例

図2 分析技での例
分析技でのクロスABC
拡大図


図2は、これを「クロスランキング」を使って行った例で、商品を売上金額と数量でクロス分析したものです。それぞれのランクに表示された円グラフは、そのランクに分類された商品の合計売上と、その商品分類別内訳を示しています。

図3 金額・数量ともに最も売れている、
A-Aのランクの商品をリストアップした例
クロスABCのリストアップの例
拡大図

また図3は、指定したランクに分類された商品を調べているところです。これによって、商品の販売状況がより鮮明になり、「売れ筋商品、衰退商品が何か」という判断がしやすくなるばかりではなく、それらの商品が「どれくらいあるか」ということが一目で分かるようになります。

「クロスランキング」のクロスABC分析は「時間軸」を利用した、たいへん有益な分析ができます。

下図は、縦軸に「直近販売日(最終販売日)」をとって分析したものです。この例で、たとえば縦軸AランクとBランクの境界が3月31日とすれば、B、Cランクに位置付けされた商品は4月以降一つも売れていないことを示しています。このような商品には、何らかの「売れない理由がある」はずで、早い対応をしないと不良在庫になる恐れがあります。

時間軸
ランク間境界値は自由に設定可能

もうひとつの大きな特長は、2つの期間のランク間移動を調べることができることです。下図は1年前(図の左半分)と今年(同右半分)の商品の状況を比較して、1年前最高ランク(A-Aランク)にあった商品が今年どのランクに移動したかを表わしたものです。上段の2つのグラフは、前年で選択されたランクの商品の移動状況を表しています。同じA-Aランクにある商品は今年も売れ筋、C-Cランクに移動した商品は不良在庫にならないような対応が必要です。

クロスABCのランク移動の例
拡大図

クロスABC分析を利用できる製品